岡田阪神 湯浅、森下抹消もどっしり感が漂う理由
過去にも2か月先のローテーションをコーチ陣に提出させるなど、常に先、先を見据える智将は、いかにチームにダメージを少なくして、戦いを乗り切っていくかを考えているとされる。
今回の湯浅の抹消もWBC後の疲労を考慮して、本格的にパンクする前に休養をはさませ、長期離脱を避けたい考えがある。ルーキー森下の抹消も一軍投手と一回り対戦して頭を整理させた上で、再調整で足りない部分を補ってもらいたいと願っている。
現在は開幕4連敗スタートとなっていた広島が首位に浮上し、逆にヤクルトが4位に転落と今の時期はまだ各チームも手探り状態で戦いを続けている。
裏を返せば、勝負をかけるのはまだまだ先。整備するべきところをしっかり補いながら、着々と目標の「アレ」に突き進むのみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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