いよいよオープン戦に向かう藤川阪神 球界OBはルーキー投手の台頭を予感「いきなり150キロを超えていた」「70人枠に入るのでは」
2月27日に配信となった動画の中で、下柳氏はDeNA戦で投げた投手それぞれの内容を解説する中で、木下、工藤についても触れている。木下に対しては、「初球からいきなり150キロを超えていた」と振り返っており、「挟んで落ちるボールもしっかりコントロールできていた」と制球力も評しながら、「(1軍)メンバーに残ることができるようなピッチングをしていた」と賛辞を続けた。
また、育成枠での入団となった工藤の投球には、「育成なので、もっと(球が)暴れたり、変化球が上手く行かなかったりするのかなと思っていたんだけど、まっすぐは速く投げっぷりも良い」と述べ、「フォークボールもことのほか落ちていた」と評価。さらに、「なかなか面白い存在になりそうな気がする」「今のまま頑張っていけば、開幕前には育成から70人枠に入るのでは」と見通している。
ここからオープン戦の中で、ルーキーの他、多くの若手ピッチャーがどれだけアピールできるか。やはり、阪神投手陣のさらなる底上げが新シーズンでのV奪還のカギとなることは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=cWIvy1x6DbE&t=108s】
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