藤川阪神 課題の「第3捕手問題」 球界OBが指摘した育成に必要なポイント「プレーに特化して…」

藤川監督も若手捕手の栄枝(左)を育てようと精力的に動いている(C)産経新聞社
阪神は15日、藤川球児監督になって初となる対外試合に臨む。
初陣となる楽天戦では4番に新外国人のラモン・ヘルナンデスを起用する。
【阪神捕手争い】藤川監督が若手捕手に喝‼︎高木「今出てこなければ厳しくなる…」阪神捕手争いについて語ります!【プロ野球】
豪快な打撃が注目されている新助っ人がどんな姿を見せるかも話題を集めそうだ。
また今春のキャンプで藤川監督が力を入れているテーマに、「第3の捕手育成」もある。近年は梅野隆太郎、坂本誠志郎の併用で投手王国を支え、勝ち星を積み重ねてきたが、今後を見据え新たな若手捕手発掘にも精力的に動いている様子が伝えられている。
阪神の捕手問題に関しては球界内からも様々な考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12日までに自身のYouTubeチャンネルに「【阪神捕手争い】藤川監督が若手捕手に喝!!高木「今出てこなければ苦しくなる…」阪神捕手争いについて語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。今季の阪神捕手陣に関して独自の見解を語っている。
動画内では4日、投内連係、シートノックでの声がけに関して、藤川監督が大卒5年目捕手の栄枝裕貴に対し、苦言を呈したことをピックアップ。扇の要として全体を俯瞰して見る姿勢が必要な中で、「野球の声、プレーの声を出したほうがいい」と促されたという。