【阪神】2025「陰のキーマン」勝負のプロ6年目 "現ドラ候補"も乗り越えて 「右の和製大砲」の存在感

今季がプロ6年目となる小野寺も本格覚醒が期待されている(C)産経新聞社
藤川球児新監督率いる新生阪神の戦いぶりが今季は注目を集めそうだ。
現役時代は火の玉ストレートで勝利の方程式の一角を務めた投手出身の監督が、持ち味である投手力、また課題とされる打線にどう手を加えていくのか、注目される。
【動画】この日、スタメン起用された小野寺は3回に逆転適時打と大きな仕事を果たした
昨年チームは打線の低迷に苦しんだ。チーム打率「.242」、チーム本塁打「67」はともにリーグ5位。大山悠輔、佐藤輝明、森下翔太の3人を順番にファームに落として調整させ、4番に近本光司を託すときもあるなど、日本一連覇への大きな壁となった。
迎える2025シーズン、まず大事な4番にはプロ3年目、昨年は侍ジャパンでも4番を任された森下が座ることを指揮官も明かしている。
3番に佐藤、5番に大山と和製クリーンアップが想定される中、ほかにも長打力を持つ、伸びしろある若手が出てきてほしいところ。その意味で注目されているのは今季が育成出身、プロ6年目シーズンとなる小野寺暖にもある。
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