【阪神】2025「陰のキーマン」勝負のプロ6年目 "現ドラ候補"も乗り越えて 「右の和製大砲」の存在感
右の大砲候補として本格覚醒が期待され続けている。
昨季6月に左手首のじん帯を損傷。故障にも苦しみ主に代打として25試合に出場、打率.148と存在感を示せなかった。
小野寺の持ち味といえばたくみなバットコントロールからなる打撃。チームが日本一に輝いた2023シーズンはキャリアハイの43試合に出場、打率・347、0本塁打、11打点。出塁率.402、得点圏打率.375、一時はクリーンアップの一角を任されるなど、勝負強さがチーム日本一を後押しした。
奮起を促す材料もある。昨オフに行われた現役ドラフトでは候補として一時名前が取りざたされるなど、注目を集めた。
それほど周囲から本格覚醒が待たれているロマン砲ということになるが、本人としてはもちろん、在籍の阪神でしっかり結果を残したいところ。今季はし烈な争いが待つ中、外野一本で勝負することも明言している。
またドラフト1位投手、大商大直系の後輩である伊原陵人も入団。後輩とともに1軍舞台で存在感を示せるか。V奪回を目指す2025阪神の戦いで注目の選手となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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