「阪神の独走になってしまいそう」連勝を続ける阪神の粘りを球界OBが絶賛!敗れた巨人には「ボール球を振っている」と苦言も
佐藤氏は同点本塁打を放った中野の攻守でのパフォーマンスや、阪神打線の要所での右打ちやランナーの走塁の意識の高さを称えながら「勝っているチームと、勝ったり負けたりのチームの差が出た内容だった」と試合を評している。
また、敗れた巨人に対しては「バッターはみんなボール(球)を振る確率が高かった」「岡本(和真)の前に塁を埋めないとなかなか点が入らない」と迫力を欠いた打線への印象を述べており、さらに打撃陣全体を振り返り「淡々とアウトになって、悔しさがない」と指摘した。
その上で、試合途中から出場し9回と11回で2度、三振に倒れたオコエ瑠偉については「楽天で一緒にやっていたけど、(今日は)途中から出て来てワンバンや顔の辺りを振る。2打席目は見逃しで3球三振。そういうのをみていると勝てる要素がない」と苦言を並べている。
佐藤氏は阪神のそつのない攻撃や巨人打線の低調ぶりを語りながら「阪神に先行されたら追いつけないような打線になっている。もうちょっと頑張って」と巨人への激を飛ばしつつ、「阪神がこのまま独走になってしまいそう」とも語っていた。
巨人は拙攻が目立ちこの日の敗戦で勝率が5割に。敵地での戦いでも白星が続く阪神は、いよいよ貯金を20の大台に乗せている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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