阪神を10連勝に導いた“7回のエンドラン” 球界OBが岡田監督の采配を絶賛!「次から次へと手を打ってくる」
また、同氏は7回1死一、三塁に坂本誠志郎が貴重な追加点となる適時打を放った場面にも注目。坂本は2球目にセーフティスクイズを試みるもこれがファール。これを警戒したヤクルトバッテリーはウエストして1球外した。直後の4球目で岡田監督はエンドランを選択。一塁ランナーの佐藤輝明が走り出すと、打者の坂本は見事に中前適時打を放ち、貴重な追加点を奪った。
高木氏は「セーフティスクイズは三塁ランナーがアウトになるケースがある。エンドランだと最低でも三塁ランナーはアウトになることがない」と岡田采配の意図を解説。さらに、「岡田監督は次から次へと手を打ってくる。その状況とか選手の心理状態、相手のベンチの考えとか細かいところまで見ている」と指揮官の采配を絶賛した。
岡田采配がさえ、10連勝を飾った阪神。18年ぶりの悲願達成に向けて、Vロードを駆け抜ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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