10連勝の阪神 2安打2打点と期待に応えた小野寺暖を球団OBが称賛「4打席中、ファウルが1回しかなかった」
また、チーム初得点を生んだ第2打席での安打について「ワンボールからインサイド寄りに入ってくるスライダーを引っぱりではなく、ライト方向へ押っ付けにいった。これはヒットになる確率が高いバッティングで、一発で仕留めた。これは凄かった」として、ここでも狙っていた球を安打にした勝負強さを評価。
さらに、アウトとなった第3打席も「インサイドの真っすぐを思いっきり振り抜いて、抜群の当たりでのサードライナー。結果はアウトでしたが、内容が素晴らしかった」と振り返っている。
田尾氏はこの日、背番号60の打撃スキルを絶賛している他、2位広島とのゲーム差が「8」に広がったことでセ・リーグの今後について「この10連勝でタイガース、1チームだけが『違うところに行ってしまった』という勢いになった」と印象を述べている。
シーズンが進むにつれ、期待の選手が次々と結果を残している阪神。いよいよ独走状態に入り、夏場にして待望のマジック点灯も目前となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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