「今年も才木が軸で回っていく」飛躍が期待される才木浩人に球界OBも太鼓判 新シーズンでの成長のカギは「得意球の精度を高めること」
その上で、「今年も才木が軸で回っていくと思う」と新シーズンでの起用法も見通すとともに、ピッチングの内容については、「特に、スタイルを大きく変える必要は無い」と指摘する。
昨年、才木がスライダーを覚えたことで投球の幅が広がったと説明する佐藤氏は、今後に向けては、「得意球種の精度を高めること」が重要だと主張。「本人はフォークが得意で、そのフォークでも一発で空振りを取れるボールにする。そうすることで、球数も抑えられる」などとコメント。
また、「これから160kmが出ることも無いわけなので、今のスピードを維持しながら、(変化球も含めた)地道なコントロールを身に付けていくことが大事」として、あくまでも現在のスタイルを磨いていくべきとの見解を示す。加えて、才木の昨年のパフォーマンスについても、「15、16勝できる内容だった」「四球もほとんど出していない」と評している。
やはり、阪神先発陣の屋台骨を支える存在として、誰よりも大きな期待が才木には寄せられているようだ。頼もしさを増す26歳エースのピッチングが、新シーズンでの阪神の原動力となることも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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