「逃げ切る可能性はかなり高い」阪神の優勝について球界OBが見解!「2回負けても1回勝てる」と投手陣の充実を強調
22日の試合では西勇が登板予定。ここで好投を見せれば、阪神投手陣はさらに盤石なものになるだろう(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は着々とマジックを減らして現在「26」。2位広島を7ゲーム差と大きく引き離し、優勝に向けて着実に突き進んでいる。ただ、2008年に2位の巨人と最大13ゲームの大差を付けて首位を独走していたにもかかわらず、10月上旬に巨人にまくられて優勝を明け渡したトラウマがある。場合によっては広島や3位DeNAがここから連勝を重ねて阪神の優勝を脅かす可能性も考えられるが、野球解説者の見解はどうなのだろうか。
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昭和の怪物として巨人で活躍した江川卓氏は自身のYouTubeチャンネルにて、阪神の優勝の可能性についてコメントした。まず「DeNAは中心である宮崎さんが登録外れた。ジャイアンツは坂本さんが出てきたけど休ませなきゃいけない状況で、中田さんが時々しか出られない状況」と他球団が本来の力を発揮できていない状況であると語る。
広島についても「良いところで打つ人がいっぱい出てくる。リリーフ陣もやってる」と一定の評価をするも、「(中軸が)固定できない、非常に苦労している」「上本さんって2番とか6番を打つバッターじゃないですか。その人が4番を打たなきゃいけない状況」となかなかに厳しいチーム事情であると話す。