「前半戦がいかに打てなかったか」連覇を逃した阪神 球団OBは開幕から続いた打線の不振が原因と一喝

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 2002年から3シーズン阪神の投手コーチを務め、2003年のリーグ優勝に貢献した佐藤義則氏がYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』を9月30日に更新。その中で、阪神が2位を確定させた今季の戦いについて佐藤氏は、「今年の阪神に関して言うと、前半戦で3、4番打者がファームに行くほど(打線の)状態が悪かった。これはピッチャーがいくら頑張ってもしょうがない順位になってしまったと思っている」と心情を語っている。

 さらに、主軸が苦しんだ打線に関しては、「40年以上、プロ野球界でやってきたけど、3、4、5番がファームにいるというのは見たことがない」と苦言を続けた。

 また、佐藤氏は現在、大山、森下、近本、佐藤輝らがリーグ上位の得点圏打率を残している現状にも触れ、「(それにもかかわらず)ここの位置(2位)にいるということは、前半がいかに打てなかったかということ」として、やはり打線への不満の言葉を並べていた。

 動画内で佐藤氏は他にも、「阪神は8・9月が良くて、4・5・6月は悪かった。それらを差し引いた結果が今の順位だから」と述べるなど、前半の出遅れを強調している。多くの虎党にとっても満足のいくレギュラーシーズンとはならなかったものの、CSでは後半戦の勢いのまま、胸のすくような戦いを期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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