藤川阪神に垣間見えた「硬さ」 29歳遊撃手をNHK解説ズバリ「大事にいこうという気持ちが動きを悪くしましたね」
4回先頭では石上泰輝の当たりを内野安打とした。現役時代は遊撃、三塁で計10度のゴールデングラブ賞受賞の名手は、「大事にという気持ちが大きい。今のなんかはもっと前に出て、シングルハンドで捕った方がいい。そうすると自分の体の向きも一塁側に向きます。今の入り方だと三塁側に体が流れちゃってるじゃないですか。そうなるとボールも弱くなる。大事に大事に(という気持ち)が強いですね」と手厳しかった。
それでも、最終回は二死から三塁ファウルゾーンの飛球を追いかけ、ジャンピングキャッチで締めくくった。今季はプロ8年目で、キャリアハイの85試合に出場した29歳の苦労人。16日の第2戦以降は、プレーボールからシーズン中の堅守を再現したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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