阪神打線は「素晴らしい」けど…セ5球団の投手陣に元猛虎コーチが喝「フルカウントまでいって四球…自滅にも見える」
今季は守備面での活躍も目立つ阪神・佐藤輝明(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
セ・リーグ首位独走の阪神は9月6日の広島戦(甲子園)に4-1で競り勝った。3連勝で優勝マジックは「1」。7日の同カードに勝てば、無条件で2年ぶりのリーグ優勝が決まる。1990年の巨人の9月8日を塗り替え、2リーグ制後の史上最速Vとなるか。
【動画】いけ!史上最速V 2025年9月6日 【阪神 vs 広島】 佐藤義則の眼
6日の試合は広島先発・常廣羽也斗の前に3回までは一人の走者も出せなかった。それでも、4回に相手エラーと四球を絡めて好機を作ると、4番・佐藤輝明が同点の右前適時打。6回は先頭打者の四球をきっかけに、森下翔太が決勝の左前タイムリーを放った。
終わってみれば5安打で4得点。一方の広島は12安打で1得点の拙攻だった。現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏は、9月7日に更新した自身のYouTubeチャンネルで、こう指摘している。
「広島の方は連打も出るけど、その後が内野フライであるとかが多い。これは拙攻だよね。ヒットの数では倍以上打ってるにも関わらず、1点しか取れてない。阪神はヒットは出てないけど、点が入るイニングに固めて出る。素晴らしい攻撃だと思う」
阪神打線を称賛した上で、相手投手陣の苦言も忘れなかった。この日も失点に四球が絡んでおり「逃げてるわけじゃないんだけれども勝負できていない。四球を出して点取られている」と指摘した。






