大谷翔平を牛耳った最高の5球 “MLB平均以下”だった阪神・才木浩人の直球が「メジャー級」と敵将ロバーツを唸らせた理由

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才木が身体をしならせ、投じた真っすぐはメジャーの強打者を翻弄した。(C)Getty Images

 昨季のワールドシリーズ王者を圧倒した。3月16日に東京ドームで行われたドジャースとのプレシーズンゲームに阪神の才木浩人が先発登板。5回(83球)を投げて、被安打1、7奪三振、無失点の快投を披露した。

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 東京ドームの観客はおろか、日米両球界のファンの垂涎の的となる投球だった。初回に先頭打者の大谷翔平に「狙った」というフォークで空振り三振に仕留めた才木は、その後も小気味いい投球でドジャース打線を翻弄。5回にマックス・マンシーに右前打を許したが、危なげなく投げ切った。

 マウンドで異彩を放った背番号35。フォークとフォーシームを組み合わせた緩急自在のピッチングでとりわけ圧巻だったのは、その球質だ。

 MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によれば、この日の才木のフォーシームの平均球速は、昨季のメジャー平均(94.2マイル=約151.6キロ)を下回る93.4マイル(約150.3キロ)。お世辞にも剛速球とは言い難いわけだが、ドジャースの打者たちが差し込まれる場面が目立った。

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