「貯金の余裕」から「負けるべくして負けたのかな」 元阪神投手コーチの名伯楽が猛虎の敗戦を分析

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 そして、勝負が決した11回。阪神は6番手で、5月6日の巨人戦以来の1軍マウンドとなった島本浩也を投入。1死から連続二塁打を浴びて、勝ち越し点を献上した。佐藤氏はこの投手起用には、一定の理解を示した。

「11回はもう普通は、石井や岩崎なんだけどね。ちょっと勝ってる余裕で、島本を使ったと思うね。(石井と岩崎を)休ますための使い方かな。島本が打たれたのは良くないけども、使われたのはしょうがないかなと思う。余裕のある使い方。引き分けで終わって使うのが、もったいないと思ったのかどうかっていうとこもあるけどね」

 7月に入って、14日までの12試合で守護神の岩崎優が7登板、中継ぎエースの石井大智は8登板。同点の場面での起用に、ためらいがあったではと推測した。

 ジェイソン・ボスラーに決勝打を浴びた場面については、「なんでインコースだったの?っていう疑問がある。あの構えだったら、高めの方が打てない打者。インコース寄りの低いボールは、手が伸びる。左中間に一番飛びやすいとこに投げた」と配球面に首をかしげた佐藤氏。「今持ってる貯金の余裕(15日時点で「18」)。だから島本を出して、負けるべくして負けたのかな」と振り返った。

 首位の「余裕」には、ネット上でも賛否が噴出。岩崎、石井の“温存”は、今後の戦いに活かしていくしかなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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