「成長の跡がみえた」伝統の一戦でプロ初勝利の門別啓人を球界OBが称賛 ホーム3連敗の巨人には苦言も「打線が打てていない」

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 佐藤氏は、初勝利を手にした門別の投球を称賛。「今日は6回の途中まで投げて被安打5でフォアボールも1個。三振も取れていたし、フォークボールもしっかり落ちていて、成長の跡がみえた。変化球でもストライクが取れていたので、だいぶピッチングらしくなっていた」と及第点を与えるコメントを並べた。

 また、初勝利を記録した20歳左腕には“誉め言葉”以外として、「あえて厳しく言うと、まだ若いのでスピードに拘ってもらいたい」と主張。どの場面でも150キロを投げられるようにするため、「普段の練習から投げ込み、準備をしておいて欲しい」と言葉を投げかけている。

 ゲーム展開について佐藤氏は、5回裏巨人の攻撃、2死ランナー1・3塁のシチュエーションで、門別をリリーフした工藤がピンチを切り抜けた、この継投が成功した点を「試合の一番のヤマ場」に挙げていた。

 一方、最後まで得点を奪えず、3タテで敗れた巨人のパフォーマンスに対しても佐藤氏は言及。2戦目から富田蓮、門別の両若手が連続で先発起用となった今回の3連戦、阪神が「裏ローテーション」で臨んだと評しており、「その阪神に3連敗したのは、巨人にとって誤算だったのでは」と指摘。さらに、「3連戦を通じて、巨人打線が阪神の投手を打てていない。今後も手こずることになるかもしれない」などと、巨人打撃陣について論じている。

 今季最初の“伝統の一戦”は終わってみれば、明暗が分かれる結果に。そして、待望の初白星を掴んだ門別をはじめ、阪神の若手プレーヤーの存在感が光った3連戦となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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