「坂本の配球には疑問があったけど…」阪神先勝も名伯楽ズバリ「全力で投げないといけないボールばかり」【日本シリーズ】
石井は山川に四球を与えたが、後続をピシャリ。9回は打撃妨害などもあり、一打同点のピンチを招いたが、最後は柳町達を中飛に仕留め、熱戦を締めくくった。ただ、名伯楽の目には、4つのアウトを奪うのに26球を要した点が引っかかったようで「坂本の配球には、ちょっと疑問があったけどね」と捕手の坂本誠志郎に対して、小首をかしげた。
「ゼロに抑えたので何とも言えないけど…」とした上で、「(石井は)もうちょっと色んなボールを投げれる投手なので、もうちょっと楽に抑えられたんじゃないかな」と論じた。佐藤氏の見立てでは「80%は真っすぐだったんじゃないかな」と分析。「結果的には、全力で投げないといけないボールばかりだった。その辺は反省してもいいかな」と手厳しく断じた。
「ストレートがいいと思って使ってたのか、変化球が怖かったのかっていうのもあるのかもしれないけど、第2戦もあるってことを考えると、結果的に球数も多かった」と言及。石井に第2ラウンドでも出番が訪れた際は、どんなパフォーマンスと配球を示すか注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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