「坂本の配球には疑問があったけど…」阪神先勝も名伯楽ズバリ「全力で投げないといけないボールばかり」【日本シリーズ】

タグ: , , , , 2025/10/26

佐藤義則氏が配球面を疑問視した坂本誠志郎(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

「SMBC日本シリーズ2025」が開幕。第1戦が10月25日に、みずほPayPayドームで行われ、阪神がソフトバンクに2-1で逆転勝ちした。1点を追う6回に近本光司、中野拓夢の安打と盗塁で無死二、三塁の好機を作ると、森下翔太の遊ゴロの間に同点。佐藤輝明が決勝の適時二塁打を放った。

【動画】大きな初戦勝利 2025年10月25日 【阪神 vs ソフトバンク】 佐藤義則の眼

「レギュラーシーズンでやっていた通り。ワンチャンスをものにする阪神の強さ(が出た)」とうなったのは、2002~2004年まで阪神の投手コーチを務め、現在は野球評論家の佐藤義則氏だ。現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した名伯楽は、同26日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「目立たないけど、二塁、三塁にいった中野の走塁も大きかった」と2番打者を称賛した。

 リードを奪えば、自慢の投手陣で押し切れる。先発の村上頌樹は「立ち上がりはボールが高く、コントロールがおぼつかなかった」としつつも、尻上がりに復調。7回1失点にまとめ、佐藤氏も「日本シリーズの1戦目でナイスピッチングだったと思います」と評価した。

 8回以降は救援陣の出番だ。しかし、及川雅貴は一死からソフトバンクの4番・近藤健介にフェンス直撃の二塁打を浴びた。二死後、右の代打・山川穂高を迎えたところで、藤川球児監督は3番手・石井大智への交代を決断した。

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