「2戦目のあのゲームで山川を起こしてしまった」なぜ藤川阪神は日本S、3連敗と追い込まれたのか 元阪神ヘッドコーチの考察「戦前は阪神有利という中で、ソフトバンクの選手は何やねん!と…」

タグ: , , , , 2025/10/30

藤川阪神が3連敗と追い込まれた(C)産経新聞社

 10月29日に甲子園で行われた「SMBC日本シリーズ2025」第4戦はソフトバンクが阪神を3-2と下し、3連勝、30日に行われる第5戦も勝てば日本シリーズ制覇となる。

【日本シリーズ解説】ソフトバンクが日本一へ王手!緊急登板に畠を起用した理由は?近藤の打席で阪神の守備隊系は”ヘッドコーチならどう指示を出す?”追い込まれた阪神…速報でお伝えします!

 この日も流れはソフトバンクにあった。阪神先発の高橋遥人に対し、主砲の山川穂高が2回先頭の第1打席で外角直球を捉えて3戦連発となるアーチをかけた。

 同一シリーズでの3戦連続アーチは球団では2000年ダイエー時代の城島健司氏以来の快挙となった。

 さらに1-0の5回一死満塁の場面では2番手の畠世周から柳町達がしっかり犠飛を決め、2点目を奪う。そしてソフトバンクの勝負手となったのが6回二死二塁の代打だった。

 ここでソフトバンクベンチは近藤健介を送り出す。1ボールからの2球目、桐敷拓馬のツーシームをコンパクトに振り抜き、右前に運び、貴重な3点目を奪う。左わき腹痛の影響もあり、守備につけないが、ここぞという場面で結果を残した。

 一方の阪神は安打は出ながら、得点に結びつかない。終盤の8回に2点を奪い、1点差まで追いつくも、悔しい3連敗となった。

 レギュラーシーズンをぶっちぎりの優勝で飾った阪神の劣勢には球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は10月29日に自身のYouTubeチャンネルに「【日本シリーズ解説】ソフトバンクが日本一へ王手!緊急登板に畠を起用した理由は?近藤の打席で阪神の守備隊形は"ヘッドコーチならどう指示を出す?"追い込まれた阪神…速報でお伝えします!」の動画を更新。元阪神ヘッドコーチを務めた片岡篤史氏をゲストに招き、日本シリーズ第4戦の内容に考察を加えている。

 日本シリーズの阪神の戦いぶりに関して片岡氏は「ヒットは出ているけど佐藤(輝明)以外、長打が出ていない」として、長打力を発揮する打者が少ないことも劣勢になっている要因とした。

 高木氏は下位打線に目を向ける。シーズン中は5番まで不動のオーダーで固め、柔軟に若手選手も起用し、勝ち星を積み上げてきた藤川阪神だが、短期決戦の日本シリーズでは「6番以降、もっと積極的に代打を送るとかしたほうがいい」とベンチワークで助ける方法もあげた。

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