拙攻・失策で3連勝を逃した阪神 球界OBは攻守に辛口「甘いボールを狙えば…」「結果的に痛い失点だった」
1-2で迎えた8回裏、2死ランナー2塁の場面でオスナのサードへの当たりを佐藤輝明が後逸、追加点に繋がったこのプレーには、「普通の正面のゴロを半身になったため、グラブに当たらなかった」と指摘。「結果的にすごく痛い失点だった」と調子が上がらないヤクルト救援陣に、余裕を与える失点だったと話している。
また、初対戦となったヤフーレには、降板となった5回2/3までに7個の三振を喫しており、中でも決め球にもなっていたナックルカーブ攻略に手こずる結果に。佐藤氏は「あのカーブは打つのは難しい」としながらも、「真っすぐ待ちで、他の甘いボールを狙えばもうちょっと打てたのでは」と見解を示していた。
打撃陣については他にも、3回1死、ランナーを3塁に置いた場面で、中野拓夢がセカンドゴロに倒れ得点が奪えなかったことで、「中野くらいの打者であれば、高めの外野へ飛ばせるボールを待つなどしていかないと」と説いている。
対ヤクルト戦は今季初カード勝ち越しとなるも、3連勝とはならなかった阪神。4月9日からはいよいよ甲子園でのホームゲームとなり、広島を迎え撃つ。チーム全体が本格的に勢いに乗るためにも、甲子園での最初の3連戦で仕切り直し、ふたたび連勝を狙いに行く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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