「昨年のような打線のつながりは見えてきたが…」球団OBが見る阪神打線と投手陣の現状 先発の運用に心配も
また、動画内では野口についても言及。「ボール、コースに対してのスイングがしっかりとできている」と印象を語り、「右のいいバッターが出てきた」と称賛している。
一方、佐藤氏は先発投手が6回で降板することに懸念を抱いている。動画内では、2007年にリリーフで90試合もマウンドに上がった久保田智之氏の名前を出し、「勝っている試合でも負けている試合でも久保田がマウンドに上がっていたように、同じことが石井などにも起きてくる」と警鐘を鳴らした。実際、久保田氏は翌年こそ69試合に登板したが、先発再転向を目指した2009年はキャンプ中の肩の負傷でわずか1試合の登板にとどまっている。
12日からは敵地、バンテリンドームに乗り込んで中日との3連戦を迎える阪神。下位に沈むチームを相手に勝ち切って、15日からの巨人戦に弾みをつけられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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