22ゲーム差のセ・リーグ首位と最下位 名伯楽が挙げた阪神にあって、ヤクルトにないもの「淡々とアウトになっているように…」

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20ゲーム差以上離れたヤクルト・高津監督と阪神・藤川監督(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext、Getty Images

 現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏が8月3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神が5-1で完勝した2日のヤクルト戦(神宮)から、両チームの違いを分析した。

 セ・リーグ首位を独走する阪神と最下位のヤクルトは8月2日現在で、22ゲーム差。佐藤氏は戦力差を認めた上で、阪神にあって、ヤクルトにないものとして「工夫」と「粘り強さ」を挙げた。

【動画】下位でも3発! 2025年8月2日 【阪神 vs ヤクルト】 佐藤義則の眼

 4本のソロを浴びたヤクルト先発の吉村貢司郎は「悪い投手じゃない」と能力を評価しながらも「打たれたホームランは、全部外よりの甘いところ。インコースに見せるとか、配球への配慮がない」と指摘。捕手の古賀優大も含め、「まだまだ勉強しなくちゃいけないところがたくさんある。打者を抑えるためには、どうすればいいか、バッテリーで考えていかないと。色んなボールを投げられるし、もうちょっと工夫をしないと。投げるための準備がまるっきりない」と断じた。

 失投を見逃さず仕留めるのが「今の阪神の強さかな」語った佐藤氏は、阪神の5点目に着目した。8回2死三塁からヤクルトは4番・佐藤輝明を申告敬遠。続く5番・大山悠輔が2球目の内角シュートを右前に落とし、ダメを押した。

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