「小幡もホームラン打っているけど、ランナーいるときに…」阪神はなぜヤクルトに競り負けたのか 阪神元コーチが指摘した"下位打線の問題" CSの相手にも考察「中日よりもDeNAのほうが嫌じゃないのかな」
ただチームでは主力の森下を休ませて、中川を起用。これにも「上位にいる、貯金ある余裕だと思う」と主力を休ませながら戦っていくのも大事とした。
その上で試合には「結果として 下位打線のとこでチャンスのところで1本出なかった 今はね」と話した。
打線のつながりに関しては「結果として、小幡もホームラン打っているんだけど、ランナーいるときにヒットとかタイムリーとか」と適時打、ヒットが出てないことにも注目。
最近では1試合2発など長打力もついてきた小幡竜平はこの試合は「6番・遊撃」で先発。2回一死二塁のチャンスにニゴロ、5回先頭の打席は空振り三振、7回一死一塁の第3打席は右飛、延長10回先頭の打席は遊ゴロ、12回先頭の打席も一ゴロに倒れ、この試合は5打数無安打と走者がいる場面、チャンスメイク含め、機能できなかった。
1-5番まではレギュラー陣固定でどっしりと戦う中、下位打線の構築はチームの課題ともされる。
ただ敗戦に関しても「優勝は問題ない 休ませながら」と選手のコンディションを整えつつ、戦況を見据えるやり方は支持した佐藤氏。
また動画内ではひそかに注目を集め始めた、首位阪神と戦うチームのCS展望にも触れた。
佐藤氏は相手球団に関して中日がレギュラーシーズンは五分の戦いをしていることで注目される中、「短期決戦になったら打てるチームのほうが、嫌だと思う」とズバリ。
「打てるチームのほうが阪神としたら嫌だと思う」としながら、「中日よりも(阪神は)DeNAのほうが嫌じゃないのかな」という見方を示した。
昨年も阪神はDeNAにレギュラーシーズンは2位と上回りながら、CSファーストSで敗れた。チームでは主将の牧秀悟の離脱も衝撃を持って受け止められているが、打ち出すと止まらない強打者も多く在籍するだけに要注意とした。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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