楽天激震!ドラ1選手・安楽智大にパワハラ報道 明らかになった「陰湿いじめ」と「今後の道」とは
安楽は中継ぎエースとして今季もチームを支えた(C)CoCoKARAnext
今季4位に終わった楽天が激震だ。
楽天・安楽智大からハラスメントを受けたと若手の複数選手が球団側に訴えていることが分かった。11月25日付のスポーツ各紙が報じている。
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安楽は済美高校時代の2013年選抜で準優勝など頭角を現し、14年にドラフト1位で楽天に入団。今季も救援投手として57試合に登板、21年以降は3年連続で50試合以上に登板するなどチームを支えてきた。
一方、中継ぎエースが舞台裏で後輩に行っていた行為は、陰湿そのもの。ある若手選手はロッカールーム内で下半身を露出させられ、かつて在籍した元選手は頭部を平手打ちされる暴力行為があったことを主張しているとされる。ほかにも「アホ」「バカ」などの罵声を浴びせるなど、日常的にハラスメント行為を行ってきたことが伝わっている。
すでにこれらの発言は球団フロントの耳にも入っており、今後調査を進める方向で動いているという。
近年のプロ野球選手による暴力行為といえば、21年8月に中田翔内野手が日本ハムの同僚に手をあげていた行為が発覚した際には、中田は球団から無期限出場停止処分を受け、巨人に無償トレードという道をたどった。今回の安楽の事案でいけば、暴力行為のみならず、後輩選手への言葉による人格否定や複数のハラスメントが重なりあっており、より事態は深刻と見られる。無期限の対外試合出場停止処分やトレード含め、そのまま同球団でプレーできるかも不透明となりそうだ。