「安楽パワハラ問題」は氷山の一角か 「いじり」という名の人権侵害を許すな
あるスポーツ紙のデスクは、契約更改の場で球団首脳に告発をした若手選手の人権が守られるべきだと力説します。
「実際問題、シーズン中に若手選手がこのような話を球団首脳へ気軽にできるかというと、難しいかもしれない。主力ならともかく、常に一軍争いの渦中にいるような選手にとっては、先輩とトラブルを抱えていると表明したくはないでしょう。だからこそ、球団首脳と1対1で話ができる場で、勇気を持って伝えたことを称えたいのです。彼らが泣き寝入りをしていたら未来永劫、パワハラは見過ごされ、無くならなかった。今秋のドラフトで指名された選手たちも被害に遭った可能性があります。球団は全力で若手選手を保護し、野球に打ち込める環境を整えて欲しいです」
全ての選手がハラスメントと無縁の中、快活に全力で一球に魂を込められる-。
今回の告発をきっかけに、そんな風通しの良いプロ野球界になることを、願わずにはいられません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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