「何で誰も気が付かないのか」楽天 安楽自由契約問題 識者から指摘されたチームの「根本的な問題」とは

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 さらに本人の今後についても言及。「1回ユニホームを脱がなきゃだめ。ユニホームを脱いで、ボール拾い、グラウンド整備からスタートするべき。野球をやれることの尊さ、ありがたみ、そういうところからやらないと。ゼロからスタートしてほしい」と言葉を継いだ。

「きつい言い方したかもわからないけど、才能もある選手だし(年間で)50試合中継ぎで出るのは大変ですから」と才能を認めながらも「でも、やっぱり子供たちが見ている。彼がどんなに実力があっても子供たちのヒーローにはなれない。1回裏方に回って選手たちをバックアップする。楽天では無理なんでしょうけど、どこかの球団、独立リーグ、社会人もあるわけですから、そこからやり直してもらいたい。怒りしかない。恥ずかしい」と球界OBという立場からも終始、厳しい口調で同問題に言及し続けた。

 会見では被害を訴えた選手に対して、早く救いの手を差し伸べれば良かったという反省のコメントも一部から上がったとされるが、事態は放置され、ドラフト1位選手の「首」にまで発展することになった。

 球団にとっても、これで決着ではなく、再発防止策など含め、ここからが新たなスタートとなる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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