【楽天】安楽ショックを払拭できるか 注目集める投打のキャプテン制導入
安楽が起こしたパワハラ問題が様々な方面に影響を及ぼしている(C)ACPHOTO
楽天球団は12月5日、来季から投手キャプテンに則本昂大投手が就任、今季から主将を務めていた浅村栄斗内野手が野手キャプテンになると併せて発表を行った。
また今回の両主将配置の狙いは組織の「風通し」にも影響しているようだ。
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チームでは最近、中継ぎエースの安楽智大投手をめぐって後輩選手がパワーハラスメントを訴えた事象があったばかり。球団は選手、関係者にアンケートを行った上で、「ほぼ事実」と認め、安楽を自由契約選手とした。
ドラフト1位選手、かつチームの中堅選手が水面下で起こしていた陰湿ないじめやパワハラは球界ばかりか社会にも大きな衝撃を与えた。
この問題をめぐっては球団の三木谷浩史オーナーが自身のSNSで謝罪、今後については「仕組み作りとハラスメントに対する教育を強化するとともに、よりオープンなコミュニケーションができる雰囲気づくりに取り組みたい」とつづっていた。
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