なぜ何度も繰り返したのか 物議を醸す張本智和の“呼び間違え”に中国メディアも運営を糾弾「許されない」「最低限の敬意は払うべき」
また、中国のポータルサイト『狐網』は「張本智和が激怒した!」と一連の騒動を紹介。やはり正式なコールがされるまで入場を拒否した智和の振る舞いを「やや過激であり、この件に対する最適解ではなかったかもしれない」と評しつつも、「今回の間違いはアナウンサーの専門性に疑問を呈するものである」と運営側を糾弾した。
「このような国際大会において、その競技のトップに君臨するアスリートの名前を連続して間違える行為は許されないミスであり、スタッフの準備不足を露呈している。『名前』というものはアスリートのアイデンティティと尊厳の象徴だ。よって張本智和の反応は理解を示すべきものであり、最低限の敬意が払われるべきだ。
この騒動に現れる運営側のプロ意識の欠如は、何よりも選手への不敬である。そして競技の厳密性と荘厳さを損なうものだ。荘厳な入場式は大会に欠かせない要素であり、アナウンスミスは大会の流れと厳粛さを乱し、会場とテレビ観戦者双方にとって妨げとなる」
中国国内でも日本人エースに同情の声が上がり続けている今回の騒動。その余波はしばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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