ザグレブでの『日中決戦』に中国メディアが早くも熱視線 張本智和と向鵬の“決勝戦”を展望「注目必至の一戦。胸が熱くなる」
さらに、向鵬と張本との過去の対戦なども振り返っており、「2023年のシンガポール・グランドスラムでは、張本智和とフルゲームに及ぶ接戦の末、2-3で惜敗。特に第3ゲームでは10-7とリードしていながら逆転を許すなど、向鵬は勝負どころでの対応力に課題が見えた」などと指摘。
また同メディアは、「張本智和は中国卓球界にとって最重要ライバルの1人」と評した上で、「今回、向鵬が日本の主力陣を再び打ち破れば、その意義は極めて大きい。主力入りへの道が開けるだけでなく、ロサンゼルス五輪に向けた中国代表の層の厚さを示す重要な成果ともなる」と訴えており、来るザグレブ大会を見据え、「日中卓球界の新世代対決の縮図とも言える」と説いている。
張本と向鵬のシングルスでの通算対戦成績は1勝1敗と五分の成績を残していることからも、ザグレブで顔を合わせた際には、まさに大きな注目を集める試合ことは間違いない。そして、それぞれが今後、世界の頂点を目指していく上でも、重要な一戦となると言えるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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