巨人・菅野はこのまま終わってしまうのか 指揮官が感じていた「異変」とは
何とも苦しい降板となった。29日の阪神戦(東京ドーム)に先発した菅野智之投手(32)は3回2失点で降板。今季最短降板となり、試合後は登録抹消となることが決まった。
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菅野はこの試合、序盤から直球が走らず、変化球のコントロールに苦しんでいた。降板直前の3回表は先頭の投手青柳に安打を許すと、二死一塁から佐藤輝明内野手(23)に特大2ランを浴びていた。
試合後の桑田投手チーフコーチは「痛みとか故障ではなく、違和感があるということ」と右ひじの違和感を理由に登録抹消すると説明。昨年も同様の症状で離脱となっただけに、早めに様子を見ることになった。
一方、菅野にとっては苦しいシーズンが続いている。昨年は4度の登録抹消を繰り返し、キャリアワーストとなる6勝に終わった。復活を期して臨んだシーズンで早くも4月に登録抹消と再び壁にぶち当たった。
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