初の開幕二軍 巨人・菅野智之に向けられる「冷ややかな視線」の理由
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いよいよ31日に中日との開幕戦(東京ドーム)を迎える巨人で、ベテランが厳しい立場に立たされている。
右ひじの違和感を訴えて、18日の日本ハム戦で早期降板。その後、状態が心配されていた菅野智之は開幕二軍が正式に決定した。試合後もチームに帯同して、首脳陣も復調を待っていたが状態が上がってこないことでファームへ落とすことを決定した。
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菅野にとっては開幕を二軍で迎えるのはプロ入り以来初めてのこと。ここまで5季連続開幕投手を務めるなど実績のある右腕だけに、本人も悔しい思いが募っていることは予想される。
一方で、今季はいよいよ世代交代が進む年ともなりそうだ。WBC決勝戦でも米国代表相手に落差のあるフォークで「なんてえげつない球を投げるんだ!」と世界の注目を集めた戸郷翔征は2カード目初戦となる4日のDeNA戦で投げることが決定。本人は帰国後も状態の良さをアピールしており、「凱旋登板」の行方が注目される。
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