2被弾を浴びた“菅野の106球” 「借金地獄」を救えずもオリオールズ指揮官は擁護「運が悪かっただけだ」
この敗戦で今季ワーストとなる借金11となったオリオールズ。開幕から低調なパフォーマンスが続くチームの中で、“光明”となっている菅野だけに何とか白星を掴みたいところだったが、打線の援護がなければ、どうしようもない。
実際、指揮官は35歳の“ルーキー”を慮る。試合後、地元スポーツ専門局『MASN Sports』のインタビューに応じたブランドン・ハイド監督は「トモの調子は間違いなく良かった」と指摘。前日にダブルヘッダーが行われ、ブルペン陣が使いにくい状況だったことを加味し、「彼(菅野)が7回を投げ切れることを期待してはいた。そして、彼は実際にもう少しで投げ切れたんだ。いい投球も見せたけど、運が悪かっただけだ」と強調した。
この試合を終え、9先発で4勝(3敗)、防御率3.08、WHIP1.03の好成績を収めている菅野。オリオールズが15勝27敗と大きく負け越している中で、快進撃を続けるベテランは異彩を放っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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