1年で電撃退団の今江敏晃監督が残した「功績」 2桁勝利の左腕、防御率1.75のリリーフ、32盗塁の外野手
野手で言えば小郷裕哉もその1人だ。今季は12球団唯一の全試合フル出場を達成。8月に月間打率.187と調子を著しく落としたが、年間を通してみれば安定して結果を出した。
また、小郷が光った部分としては盗塁数も挙げられる。昨季(13盗塁)を大幅に上回るリーグ2位の32盗塁をマークした。盗塁死も昨季は8つだったが、今季は5つに減り、盗塁技術を大きく伸ばした。12球団唯一のフルイニング出場を達成して、リーグ2位の盗塁を決めたことは、小郷の自信になったはずだ。それも小郷を使い続けた今江監督の辛抱強さが背景にある。
今江監督のもとで花開いた選手を、三木肇新監督がどのように起用していくのか楽しみにしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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