大物バウアーの去就はどうなる? 日本行き現実味も米国内では“更生”を求める声「彼は素晴らしい模範例になれる」
ゆえに母国内での風向きも一部では変わりつつある。米ポッドキャスト番組『PBD Podcast』のホストを務めるパトリック・デビッド氏は「私はバウアーがセカンドチャンスを与えられるべきだと考えている。もしも、彼がそうなれば、素晴らしい模範例になる」と指摘。さらに米メディア『Barstool Sports』の創設者であるデイブ・ポートノイ氏は「健全な精神の持ち主であれば、誰も告発者側の言い分を信じることができないのは明らかだと思う」とし、こう論じている。
「彼の人生は一方だけを信じ切った人々によって2年間も台無しにされた。問題が起きた際にバウアーを非難しようと急いだすべての人々は、その時と同様に謝罪をすべきである」
もっとも、近年の米球界はコンプライアンスを重視する傾向にあり、特に女性問題や暴力騒動を起こした選手に対して厳しい目を向けている。それだけに先述のような後押しを得ようとも、バウアーが今後も移籍市場で苦難する可能性は小さくない。
となると、日本を含めた国外リーグでのプレーが現実味を帯びてくるが、果たしてどうなるか。刻一刻とシーズン開幕が迫るなかで、バウアーの去就は今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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