日本復帰も囁かれるバウアーに“セカンドチャンス”を MLB通算368セーブの名守護神が断言「人は経験から変われる」
そんなバウアーの現状を憂う識者もいる。かつてレッドソックスの絶対的守護神として君臨したジョナサン・パペルボン氏だ。
メジャー通算368セーブを挙げた百戦錬磨のレジェンドは、現地時間2月10日に自身のX(旧ツイッター)を更新。「バウアーには証明すべきことがたくさんあり、失うものもある」としたうえで、バウアーが「僕とリーグ最低額で契約すれば、それに支払う金額の増分がゼロになる」とした投稿を引用。「レッドソックスはもし彼を獲得してうまくいかなかったら、俺が彼の最低年俸を払う。逆に全てがうまくいったら、俺に最低年俸を払ってくれ」と強調した。
そして、パペルボン氏は、こう続けている。
「誰にでもセカンドチャンスはあるはずだ。俺は過去のことは何も気にしない。人は経験から変われる。彼がチームを勝たせ、変化させることができれば、それには、それ以上の意味がある。俺はこの春にバウアーを獲得することをGMに勧める。この子のことを多くは知らないが、もしも、ビジネスの話をしたいGMがいたら、話をしよう」
一部の米メディアではDeNAでの復帰も囁かれているバウアー。果たして、彼は自身が望む“セカンドチャンス”を得られるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】バウアーが異例の売り込みもMLB復帰に無風状態 「最低年俸OK」と更生アピールも、やはり懸念される“リスク”とは?
【関連記事】大谷翔平流出でエ軍に“希望”も? バウアー獲得案には米番記者が異論「潜在的なリスクを冒すとは思えない」
【関連記事】始まりは大谷翔平の提案 バレロ代理人が米誌に明かした“994億円後払い”契約誕生の舞台裏「僕はお金なんて必要じゃないと」