「言葉がもたらす安心って大きい」カー娘から学んだ「支える力」 女子ボクシング・並木月海インタビュー

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また、メンタル面でも彼女たちから学んだこともあったという並木。

最も印象に残っているのは、ロコ・ソラーレの持ち前の明るい雰囲気を包み隠さずプレーしていたこと。どんなにピンチでも笑顔を絶やさず、支え合っている姿は、並木自身が「楽しんでやりたい」という思いでボクシングに臨んでいる分、共感できた部分は多いようだ。

これまで自分一人で頑張ろうという意識が強かったという並木。

五輪の大会中もいつも教えてくれる担当コーチはセコンドにつけるわけではなかった。そして何より、対戦中は一対一の孤独な中で勝負しなければならない。そんな状況もあって、周りの力に頼りすぎないように意識していたという。

しかし、ロコ・ソラーレが互いに励まし合い、笑い合い、時には涙を流しながら戦う姿を見て、「もっとコーチや周りに頼っていいかな」と思えるようになったという。

「五輪では一人で戦っている感じが大きかったというのもあって、支えがあるっていうのはメンタルの面ですごく大きいというのはすごく感じました。(カーリングを観て)やっぱりいつも一緒にやっているメンバーがかける言葉がもたらす安心って大きいんだなって感じたので、セコンドもすごく大きな存在なんだなと思いました」

と語り、大舞台では特に、人の支えが安心感を与えることを彼女たちの戦いから学ぶことができたようだ。

楽しんでやりたいという並木自身のボクシングでのテーマや、スポーツの持つ力を改めて感じたことでロコ・ソラーレのカーリング娘たちの姿は並木の成長に大きくプラスになったようだった。これからまだまだ並木の成長する姿が見られそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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