岩本勉が期待する若手、日ハム式オープナー&守備シフトの賛否は?
日本ハムが新時代に新たな野球で「令和」初勝利をあげ、単独3位に浮上した。日本ハムは今季初先発の堀瑞輝投手が2回1/3を1失点、計6投手で繋ぎ、強力西武打線を抑えた。打っては中田翔選手や西川遥輝選手、近藤健介選手など主軸が仕事を果たした。
5月1日に放送された「BS12プロ野球中継2019」埼玉西武ライオンズvs 北海道日本ハムファイターズ(●西武2-7日本ハム○)で副音声ビジター応援放送の解説を務めた岩本勉さんは、「4 番が打って勝つべくして勝った試合」と評価した。
期待の若手・渡邉選手へのアドバイスは…
1回表に日本ハムが中田選手、田中賢介選手の連続タイムリーで2点を先制すると、2019年シーズンで引退を表明している田中選手に対して岩本さんは、「引退撤回だってありですよ。本人の意思次第。バントの名手・川相昌弘さんもジャイアンツで引退試合まで終わった後に引退撤回して中日に入団しましたからね。僕だって来季どうだって声かけられたら肩作りますよ」と、功労者の残留と自身の球界復帰?を切望した。
続く渡邉諒選手が死球を受けると、「平成最後と令和最初の試合で死球を当てられているなら、渡邉は絶対に宝くじ買うべきですよ」と、意外すぎるアドバイスを送った。
また、熾烈なポジション争いを繰り広げる野手陣に対して、「最近は潜在能力の高さでポジションを与えられる選手も多いけど、そういう選手は1、2年で他の選手にポジションを取られる。逆に自らポジションを取りにいった選手は長くレギュラーをはる。苦労を知っているからこそ、生き残る術もその間に身についている。田中賢介はそのタイプ」と語り、正二塁手を狙う渡邉選手に対しては「先日会った時に、『このままレギュラー取ってしまえよ』と伝えた。彼のヒットには執念を感じる。今日も(3打席時点で)1死球2四球と3出塁」と、日々成長を続ける若手に期待を寄せた。