矢継ぎ早に成功させた10億円超えの契約 数多の争奪戦を制した日本ハムに見る新庄体制3年目への“本気度”
また、日本ハムは、今月8日にMLB通算108本塁打を誇る右の大砲フランミル・レイエスと契約合意。DeNAとソフトバンクを含む日米7球団が熾烈な獲得競争を展開していたとされるスラッガーだが、1年100万ドル(約1億4500万円)で口説き落とした。
チーム得点数(464)と本塁打数(100)と貧打に悩んだ打線の核となる助っ人も補填させた同球団は、FA退団が囁かれた加藤貴之と4年総額12億円での再契約も成立。さらにパトリック・マーフィー、アニュラス・ザバラという投手2枚、俊足巧打の外野手アンドリュー・スティーブンソンも獲得。投打において戦力拡充を図った。
バーヘイゲンへの最大800万ドルと、レイエスへの100万ドルという大型契約だけでも、球団上層部の“結果”を求める想いが強くうかがえる。フロント陣からすれば、これ以上にない後押しをしたと言えよう。
これだけの“援護射撃”がされれば、あとは現場が応えるのみだ。24年は自身のインスタグラムでも「今年で3年目 本当の勝負は今年からがスタート 言い訳できない年 必ず やったります」と意気込むカリスマ指揮官の手腕が問われる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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