【日本ハム】V奪回への道 し烈な遊撃争い 当落線上の選手とは

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打撃も評価されている奈良間(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 2年連続リーグ最下位から巻き返しを図る日本ハムが積極的な補強に取り組んでいる。

 FA権を取得した左腕エース・加藤貴之投手に4年の大型契約で引き留めに成功すると、オリックスからFA権を行使した山﨑福也投手を、複数球団との争奪戦を制し、獲得した。

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 さらには、投打ともに助っ人外国人選手の獲得も続々発表されており、来季へ懸ける姿勢がひしひしと伝わってきている。

 戦力が整ってきた一方で気になるのは、レギュラー争いだ。各ポジションし烈な争いが繰り広げられることが予想されるが、今回はショートのポジションについてみていきたい。

 2023年シーズン、最も多い72試合でスタメン出場を果たしたのが、上川畑大悟内野手だ。2年目の昨季は遊撃手として開幕スタメンを勝ち取ったものの、打撃不振でシーズン中にはファーム落ちも経験するなど、苦しいシーズンとなった。ルーキーイヤーは打率・291を記録したものの、2年目は打率・212と成績を落とした。

 堅実なグラブ捌きと強肩など、元々守備には定評があったものの、本拠地となったエスコンフィールドの天然芝に苦しめられることも多く、ショートのレギュラー定着には、守備力アップに加え、打撃の向上が求められそうだ。

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