日本ハム・新庄監督「レンタル移籍制度」ぶち上げた裏に「あの応援団」の存在とは
これまでも様々な意見を発信してきた日本ハム・新庄監督が再び球界に一石を投じた。
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17日からのリーグ戦再開を前に日本ハムの新庄監督は「レンタル移籍制度」を提案。選手の移籍に関して現行ではFAやトレードなどがあるが、選手のレンタル移籍について「向こうもプラスになるし、こっちもプラスになる。プロ野球を盛り上げるためにね」と持論を展開した。
一例としてチームのエース・上沢と巨人のエース・菅野の交換を例にあげるなど、具体的な構想を明かす場面もあった。
選手のレンタル移籍は実際にJリーグでは行われている。選手へ刺激を与え、各チームの活性化にもつながる効果があるとされる。現役ドラフトの話も進められる中、選手の移籍に関して選択肢を広げることでより広くプロ野球の魅力を発信する狙いもありそうだ。
球界改革について積極的に発言を行っている新庄ビッグボス。背景には心強い「応援団」の存在も大きいと見られている。
「新庄監督は今春のキャンプ時に巨人・原監督に様々な球界改革の構想を話し、前向きに受け止めてもらいました。原監督もかねてからDH制導入など、改革案を提言している。変化を恐れず、前に進むという意味ではシンパシーを感じあっているのではないでしょうか」(放送関係者)
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