「新庄節」で阪神外野陣に喝!守備の極意は大坂なおみ!
プロ野球、メジャーリーグで活躍した新庄剛志氏(49)が14日放送のスポーツ情報番組「S☆1」に出演。「人生初」というキャンプ取材で古巣阪神の沖縄・宜野座を訪れ、後輩にダメ出しした。スタンドから紅白戦を観戦し、気になったのは外野手の動きだった。
「外野手の構えから全くダメ。みんなヒザに手をついて守ってる。あの構え、あのスタートだからエラーする。大事なのは瞬間的な動き。打球が来る前に動かないと。(捕球可能範囲が)4メートルくらい変わる。これで阪神のエラーは減る」と、失策数が2年連続12球団ワーストのチームにメスを入れた。
ゴールデングラブ賞を10度獲得した守備の名手は、外野手の構え方をテニスにたとえ「サーブを待つときのイメージをしてほしい。テニス界の女王、大坂なおみさんみたいな感じ。『遊び』というか、体をユラユラユラって。あんな感じで守らないと。守備は力を入れすぎてもダメなのよ」。
注目されるドラフト1位・佐藤輝明内野手の打撃もチェックし「スイングの軌道はメジャーリーガー。右中間にも左中間にも飛ばせる。ボンズと似ている。グリップから指1本空けて握れば、もっと長くボールが見られる」と評価した。
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