和田毅が語るホークス歴代名将との秘話「ウイニングボールをいらねーよって・・・」
元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴が様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTube「田中大貴のアスリートチャンネル」。
福岡ソフトバンクホークス・和田毅を迎えた回では、これまで共に戦ってきた名将・王貞治氏、秋山幸二氏、そして工藤公康現監督との秘話をそれぞれ公開している。
人柄の良さを身をもって経験した
王氏とは、アマチュア時代のこんな話が。
「王監督(当時)は、プロ入り前、大学生の時に参加したプロキャンプの際に、『体は大丈夫か』とか『良いボール投げるね』と声をかけてもらいました。当時僕はまだアマチュアの選手でしたし、プロのキャンプ中にお邪魔しているわけなので、いちアマチュア選手に対してこんなに話しかけてくれるんだとびっくりしました。」
と、当時話しかけられる雰囲気が全くない中での声掛けに驚いたという和田。
「王監督のことを誰も悪く言う人はいないと言うことを自分自身、身をもって経験できました。」
と、王氏の人柄の良さがうかがえるエピソードを披露した。
ウイニングボールを「いらねーよって・・・」
秋山氏とは、初陣にまつわるなんとも心温まるエピソードが。
「秋山さんの初陣の初采配の日に、ちょうど僕が開幕投手でした。その時、僕が完封で勝利して秋山さんにボールを私に行った時に、最初は『いらねーよ』って言われたんです。けど、『初めてのウイニングボールなんで』っていうと『おぉそうか?』って嬉しそうな顔をしてボールを持っていて・・・。それがすごく印象に残っていますね。」
と、シャイでポーカーフェイスの秋山氏らしい秘話を語った。
選手の気持ちになって考えてくれた
そして、工藤現監督とは、数え切れないほどあるという中から、和田自身の怪我明けに関するエピソードを話してくれた。
「2018年に肩の怪我で1年間全く投げれなかった時に、本当に色々相談に乗って頂きました。時々ドームに経過報告に行く時も、『焦らずしっかり治して欲しい』と声をかけていただいて・・・。工藤監督自身も現役時代何度か怪我をされているので、選手の気持ちになって色々考えてもらいましたね。」
当時3年契約の3年目だっという和田は、凄く申し訳ない気持ちでいっぱいだったと言う。
しかし、そんな和田に対して工藤監督からはこんな言葉を掛けられたと話す。
「『力になれず申し訳ないです』と伝えると、『まずはしっかり治して、治したら力を貸してくれ』と言って頂きました。昨年久しぶりに投げた時も、監督自身も凄く喜んでいただけましたね。」
と、故障に苦しむ自身の支えとなった工藤監督との秘話を披露した。
さらにチャンネル内では、工藤監督の「監督像」、さらには「僕がホークス に来た時はまだ・・・」と、和田の入団当時と現在での工藤監督の「ある変化」について話している。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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