「スカウトに見る目はあるが、くじ運がない」巨人が逃した2人の強打者
前述の記者は言います。
「そうすると巨人ファンは『最初から清宮じゃなくて村上に行けば単独で獲れたのに』と後出しジャンケンでボヤいたりする。あの時の清宮フィーバーを考えたら、回避して村上を指名すれば『逃げ腰』『弱虫』『スターをみすみす逃すとは』とボロクソに書かれたことでしょう。素直に村上の将来性を買って、外れ1位で指名した巨人のスカウトを称えるべきです」
同様の事態は昨秋にも。巨人はいち早く、近畿大の強打者・佐藤輝明の指名を示唆。系列スポーツ紙の紙面を大きく飾ったものでした。しかし4球団競合の末、こともあろうにライバルの阪神へ。この数ヶ月、タイガースが「輝フィーバー」に沸いているのを、巨人ファンは指をくわえて見ているしかなかったのです。
ちなみに村上と佐藤の二人を引き当てていたら、今頃はこんなオーダーが完成していたかもしれません。
(右)梶谷
(遊)坂本
(一)村上
(三)岡本
(中)丸
(左)佐藤
(捕)大城
(二)若林
(投)菅野
つ、つよすぎる!
12球団のスカウトのみなさん、新スターの発掘へ、今年もご健闘下さいませ!
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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