「首位打者候補になる」阪神注目の左翼争い 高卒4年目外野手の"躍進"を球界OBが予言「昭和の匂いがする」
そう感じる理由に関しても「まったくぶれない 自分を信じ切れている力がある」と打撃に関して、目指す形がしっかりあることも強みを感じるとした。
一般的に最近の若手選手によくあることとして、秋にコーチ陣から教わったポイントが春季キャンプではまったく変わってしまっているなどもよく聞くとしながら、前川はその点、コツコツと取り組んでぶれを感じさせないとした。
「まず自分を信じ切れるのは大事なこと」と高木氏。その上で高卒4年目シーズンの大きな飛躍を予言した。
「レギュラーでずっと使われるようであれば、首位打者候補というふうに言っとくよ」と球界を代表するバッターになると成長を期待。昨季の前川は116試合に出場、打率.269、4本塁打、42打点。特に満塁の場面では9打数4安打、14打点と無類の勝負強さを発揮した。
すでに前川に関しては順調にいくようであれば、藤川球児監督も開幕6番を想定するなど、ポテンシャルの高さは誰もが認めている。
ライバルは多いが、目指す開幕スタメンを勝ち取れるか。今季の大暴れを期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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