「前川は育てなきゃいけない選手だと…」 球界OBが藤川阪神の”ポジション問題”を指摘 右翼サトテル固定で心配される不具合「それじゃ、若手は育たん」
リーグ戦再開を迎える藤川監督、どのような形で選手の背中を押していくのか(C)産経新聞社
27日からリーグ戦が再開。セ・リーグ首位の阪神は敵地神宮でヤクルト3連戦を戦う。
交流戦期間中は7連敗など苦しい期間もありながら、阪神はセ・リーグ首位をキープ。2位DeNAと3・5ゲーム差から始まる戦いでどのように勝ち星を積み上げていくのか、注目が高まっている。
【阪神考察】阪神を悩ますサード事情!佐藤輝明&森下翔太の外野で前川の起用が出来ない…佐藤をサードで使うべきか高木の見解を語る!【プロ野球】
また藤川阪神の選手起用法についても球界内から考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は25日に自身のYouTubeチャンネルに「【阪神考察】阪神を悩ますサード事情!佐藤輝明&森下翔太の外野で前川の起用が出来ない…佐藤をサードで使うべきか高木の見解を語る!【プロ野球】」と題した動画を更新。阪神の選手起用について独自の見解を語っている。
動画内では開幕サードで迎えながら、最近は5月27日のDeNA戦から右翼固定となっている佐藤輝明を始め、守備布陣をクローズアップ。
開幕サードで迎えた佐藤輝を右翼に持っていき、左翼を森下翔太、さらに三塁を右打ちのラモン・ヘルナンデスを配置する。 この起用に関して高木氏は「編成上の問題かなという感じがする」とコメント。
左翼候補にはロマン砲、前川右京もいるが「前川を使うことによって左が多くなるというね」と、左打者を多く抱える阪神では右打者を組み入れたいとする傾向も見えるとした。また浜風含め、本拠地甲子園には左打者にとって不利な点もあるとされる中、こういった布陣になっていると推測。
「左より右を使いたいという気持ちは分からないではない」と高木氏も理解を示しながらも、「前川は育てなきゃいけない選手だという風に俺は思うけどな」とキッパリ。
昨年1軍完走、グランドスラムも放った前川は将来のクリーンアップ候補として期待されている。今季は開幕を「6番・左翼」で先発しながら、5月に不振でファーム落ち。再合流となった現在は代打での出場が続いている。






