阿部詩はパリでいかに立ち直ったのか 失意の2回戦敗退からの葛藤「何が起こったんだという。すぐに理解できなかった」
「すごく怖かった。またこの舞台で負けてしまった時に、どうなるんだろうか、とか。柔道着を着れるのかなというのを思っていた。でも、これに打ち勝たないと、この先に進めないと思った」
かなりの覚悟を持って臨んだ混合団体では、初戦となった2回戦のスペイン戦で先鋒を務め、合わせ技一本で見事に勝利。日本はフランスとの決勝に敗れたものの、詩は間違いなく銀メダルに貢献した。
番組では、28年のロサンゼルス五輪での雪辱を誓い、「応援よろしくお願いします」と呼びかけた詩。その表情には一片の曇りもなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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