「2億円超」の衝撃 EASL初制覇・宇都宮が手にした“史上最大級の報酬”が示すアジアバスケの可能性
EASLを制しセレモニーで歓喜に沸く宇都宮ブレックス(C)Kaz Nagatsuka
東アジアスーパーリーグ( EASL)の年間王者を決める決勝ラウンド「EASL Finals Macau 2026」がマカオで開催され、3月22日の決勝戦では日本の宇都宮ブレックスが台湾の桃園パウイアン・パイロッツを90-81で下し、初優勝を飾った。
【動画】宇都宮ブレックスがアジアの頂点に!EASL公式が公開したシャンパンファイトの様子
コート上のセレモニーで歓喜に湧く宇都宮の面々の前には、優勝賞金の文字が大きく記されたボードが登場した。その額「USD $1,500,000」。日本円にして約2億3千万円を手にした。
Bリーグでの優勝賞金が5千万円で、天皇杯のそれが3千万円であることを考えれば、これが格段に大きな額であるかがわかる。
同リーグは文字通り東アジア地域を中心とした各国プロバスケットボールリーグの上位チームが参戦する大会だ。2017年から始まった(当時は「スーパー8」「テリフィック12」といった名称で短期間の大会を行っていた)同リーグは、2023-24からは「ホーム・アンド・アウェイ方式」で本格的なシーズン制で開催されるようになった。
シーズンの終わりには上位チームによる決勝ラウンドも合わせて行われるようになった。2023-24にフィリピンのセブ島で開催の「Final 4」では千葉ジェッツが、翌年の同大会では広島ドラゴンフライズが優勝をしている。
今年は決勝ラウンドを戦うチーム数が4から6に増えたため「Finals」と名称が変わった。今回のEASL FinalsにはBリーグ代表の宇都宮、琉球ゴールデンキングス、アルバルク東京のすべてがコマを進め、宇都宮が頂点に立ち日本勢の3連覇となった。
繰り返すが、優勝賞金は2億3千万円だ。準優勝チームと3位チームもそれぞれ75万ドル、35万ドルを受け取った。Bリーグの優勝賞金が5千万円、天皇杯のそれが3000万円となっている。EASLの王者にもたらされる額がいかに大きなものかがわかる。
EASLのヘンリー・ケリンズCEOは賞金額の高さで世間の関心を引きたいわけではないと述べているが、地域で最高のチームと選手を集めるからには相応の報酬を持って報いるべきであるという見地からそうした賞金額が導かれたのだという。
「EASLでプレーをすればすぐにカネを稼げるんだという安直なものにはしたくありません。私たちはアジアの最高のバスケットボールを提供したいですし、賞金額はそのため集まるプロの選手たちにはそれにふさわしいものであるべきだと考えるからです」(ケリンズCEO)







