視聴者は2500万人超え、グッズはバカ売れ…大谷翔平らの“日本凱旋”が生んだ経済効果に米驚嘆「あらゆる観点で傑作だった」
実際、球場近くに設置されたオフィシャルグッズショップは、15、16日に行われた巨人、阪神とのプレシーズンゲームを含めて大盛況。早朝5時30分にオープンする超異例の開店時間ながら連日の大入りとなった。
この異例の経済効果を生み出した背景は、やはり大谷の存在が大きい。米メディア『Essentially Sports』は「これこそがオオタニが野球界に与えた世界的な影響だ」と強調し、「ポケモンや鬼滅の刃などの人気アニメとコラボしたファンイベントも数多く開催され、明らかに日本でのシリーズ全体が大きな成功を掴んだ」と論じた。
「日本球界との絆が深まった東京シリーズは単なる試合開催ではなかった。スポーツマーケティング、文化の融合、経済的な爆発……。ありとあらゆる観点からみて傑作だった」
無論、来日による長距離移動を強いられる選手のコンディション面など課題も上がった。そうした問題をよりクリアにしていけば、ふたたびスター軍団を日本に招き入れる可能性は大いにありえる。少なくとも今シリーズはMLB関係者たちにそう思わせられるだけの成果を上げたと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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