「俺たちは世界王者だぞ!」ブラジル代表FWの挑発に憤怒! 怒れるメッシに母国メディアは感嘆「怒らせたのを悔やんだはず」
メッシが怒りを露わにしたのは、再開の目途が立っていたピッチ上での出来事だった。アルゼンチンのスポーツ専門局『Tyc Sports』によると、ブラジル代表FWロドリゴが「クソ野郎。臆病者がよ」と、ベンチにチームを引き下げた行為を挑発。これを聞き逃さなかったアルゼンチンのナンバー10は「クソだって? 俺たちが臆病者だって言ったのか?」と憤怒。険しい表情で22歳の俊英に詰め寄り、「何がクソだ! 俺たちは世界王者だぞ! クソ野郎はどっちだよ」と猛反発したのだ。
メッシが大人げないとも言えるが、ロドリゴの発言が軽率だったのは言うまでもない。『Tyc Sports』は「母国のサポーターたちが苦しんでいるのを目にし、すでにヒートアップしていたメッシが、ロドリゴに怒るまでに時間はかからなかった」と指摘。そのうえで「緊迫したやり取りは長くは続かなかったが、約2時間後にうなだれてロッカーへ下がったのはロドリゴだった。彼は敗戦とともに、メッシを怒らせたことを悔やんであろう」と続けた。
敵地でのブラジル戦で、母国を統率するキャプテンシーを発揮したメッシ。1-0でチームの勝利に貢献した偉才のパフォーマンスを目にし、ロドリゴは何を思っただろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が語った現代サッカーへの嘆き 盟友トッティも同調「もう楽しくなくなった」
【関連記事】「お金だけならサウジ」と語ったメッシの獲得を成功させた理由を米オーナーが激白 日本も参考したい「アプローチ」とは
【関連記事】森保ジャパンはなぜ強くなったのか?破竹の6連勝「以前」と「以後」の差とは