角田裕毅所属のアルファタウリの新チーム名は「ビザ・キャッシュアップRB」レーシングブルズではなかった
近年はチーム名がころころと変わるケースが増えた。今季もザウバーが運営してきたアルファロメオが「ステークF1チームキックザウバー」に改称した。しかも、その名で活動するのは今年と2025年の2年間のみ。独自動車ブランドのアウディがチームの株式の一部を取得して2026年からはアウディワークスに模様替えされるため、いわば「つなぎ」のチーム名といえる。
現アストンマーティンも改名が多かった。チームのルーツは1991年にF1デビューしたジョーダングランプリ。身売りによって2006年にMF1(ミッドランド)、07年にスパイカーとなり、08年から18年まではフォースインディアだった。
アストンマーティンのレギュラードライバーを務めるランス・ストロールの父・ローレンス氏らの投資家グループがチームを買収し、19、20年はレーシングポイントの名称で活動。ローレンス氏らが英自動車メーカーのアストンマーティンを買収したことに伴い、21年から現チーム名となった。過去20年で5回もチーム名が変わったことになる。
新チームのRBはレッドブルにも通じる名前とみられており、RBRと省略されやすい姉妹チームのレッドブルレーシングと混同されやすいのではとの指摘もある。それならば旧チーム名でイタリア語で「赤牛」を表すトロロッソに戻してもよかったかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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